介護現場で働いてきて思うこと

介護・福祉

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私は介護施設や精神科病棟で働いてきました。
介護はやりがいのある仕事ですが、現場には改善してほしい課題もあります。
今回は私が実際に働いて感じたことを書いてみます。

初めに就職したのは都市部にて土木・建設業で現場代理人として
約15年間従事しましたが、
その後地元に帰省したのをきっかけに、多少他の仕事も経験しましたが、
介護職に落ち着くことになりました。

きっかけは、親に「私の面倒見る時の為に経験しておきなさい!」と
言われたのが興味を持った初めの事ですが、
今までやってきたことと全く違う職種か…と迷いました。

ですが田舎に帰省すると中々行きたいと思う建設会社があるわけもなく、
「心機一転やってみるか!」
と決断しました。

そして現在では精神科病棟で看護補助として働いています。

介護現場での簡単な経験

初めて働き始めた施設は法人系列のグループホームでした。
そこで3年程働き、特養に移動になりました。

それぞれの施設で特色は変わるし利用者さんの対応の仕方も多少変わります。
グループホームでは1ユニット8名の利用者さんがいて、計2ユニットの利用者16名です。
日勤者が昼食や夕食の準備をする役割でした。
あとは午前中に早番が一人と全体をみる主任がいるくらいです。
午後になると遅出の職員が来て入浴介助して夜勤の職員と交代するローテーションでした。

日勤の時には突然に利用者さんが施設から飛び出して昼食準備も途中のまま
追いかけていかなくてはいけない時もありましたね。

興奮して帰宅願望のある認知症の利用者さんに説明しても話になるわけもなく、
また理解も出来ないですから。

なんとか興奮している状態を落ち着かせることは出来ないかなって対応していました。

認知症の利用者さんでも、言葉は通じなく、内容は全くすれ違っても、逆に楽しく過ごしていた時もありました。

大変だったのはグループホームでも特養でも夜はパジャマも着替えさせて
朝は普段着に着替えなくてはいけなかったことですね。

その間に水分補給や排せつ介助、夜勤帯の報告書等やらなくてはいけないので。
報告書は仕事が終わってからでも出来るのですが、利用者さんに対しての対応は
時間に追われてしまう現状でした。

これから記事にしますが、具体的な業務を簡単に出来る方法も経験上わかってきました。

そんな自分でしたが、特養に異動して2年目になると経験が買われ
介護福祉士の資格を持っていないにもかかわらず、ユニットリーダーに指名され
社員待遇にしてもらいました。
その当時では前代未聞の待遇に感謝しました。

今では精神科病院で看護補助の仕事に携わり、介護福祉士の資格も取得しましたが、
介護施設で働いていた時ほど重要な資格ではないなと思いました。

精神科病棟では、介護施設では到底面倒見ることの困難な状態の方も多いです。

介護現場での現実

実際介護に携わる事になり、切実にこれは対応して欲しいと思ったことがあります。

職員の処遇改善

やはり、職員の給料は低いと思います。
労働環境、認知症患者に対応していること。

言葉も通じず、意思疎通もほとんど出来ない状態の利用者さん、
車椅子で生活している高齢者の方の対応、排せつの介助、食事介助、
簡単に出来ることではないです。

それなりの経験が必要ですし、変則勤務で休みもあまりない状態なのではないでしょうか。
そして短期・長期目標もやらなくてはいけなく担当も2人くらいは持たされると思います。

もちろん会議もあります。
夜勤明けでも会議はあります。
これらの業務をこなしていくのに待遇は厳しいと思っています。

職場環境の改善

人員配置に関してですが、特養では利用者3人につき1人の介護職員か看護師とあります。
曖昧ですね。

この法律にある最低限の状態でユニットの職員配置をされると現場は回らなくなります。
人手不足で休憩が十分取れないことも多々あります。

介護職員が現場に確保出来る状態ではないと疲弊してしまい、
職員もいなくなる現実も知っています。

実際3ユニットあった施設も職員が足りず2ユニットにした施設もありました。

何とかして欲しいのは施設で働く職員のことです。
施設を増やすだけでは、現場の問題は改善されません。

職員に対しての保証

例えば、認知症の利用者さんを介助している時には抵抗を受けることがあります。

排泄介助、入浴介助、食事介助の時以外でも、
普段危険だと身をもって知らせている対応をしている時でも抵抗があります。

そして対応している職員は打撲、傷になったりすることもあります。

最近の患者、利用者さんは体もしっかりしている方が多いです。
特に病院など、働いている看護師さんよりも体も大きく力も強い患者さんがいます。
身の危険を感じる職員もいると思います。

これらのことに関して保証がないのです。

これはすぐにでも改善して欲しいと思う所です。
最初に話した処遇にしろ、現場で働いている職員に対して考えて欲しいところです。

まとめ

私は介護という仕事を経験して良かったと思っています。
やりがいを感じ介護の仕事に興味を持って実際に働いている若い世代の方たちもいます。

利用者さんとの関わりから学ぶことも多く、人の役に立てる仕事です。

しかし、その一方で現場で働く職員が疲弊してしまう現実もあります。
年代的に、パート勤務等で高齢の方も多いと思います。

これから高齢化が進む中で、利用者さんだけでなく職員も安心して働ける環境づくりが必要だと感じています。